
このセッションが目指すのは、自己犠牲から自己尊重へ、他者奉仕から自己奉仕への転換です。
もしもあなたが、自分を犠牲にしてまで心からやりたいことをしているのなら誰もそれを止める権利はありません。
そうした犠牲はもはや犠牲ではなく喜びであるでしょう。
しかし、もしもその犠牲が自分に強制しているものであるのなら、たとえその犠牲がどれほど社会に貢献し多くの人から称賛されるものであったとしても、それは自分を不幸にする生き方だと言わざるを得ません。
私たちは幼少の頃から自分を犠牲にして誰かに尽くすこと、他者の役に立つことを美徳だと聞かされてきました。
自分以外の他者に奉仕することは素晴らしいことだと教えられてきました。
そして同時に、他者よりも自分を尊重することや人よりも自分を優先する生き方は「わがまま」「自分勝手」「他人に迷惑をかける生き方」と見られてきました。
しかし、自分を尊重することなくして、他者を尊重することはできません。
自分自身を愛せない人間が他の誰かを愛することはできません。
自分自身を愛せない人間が他者からの愛を素直に受け取ることはできません。
自分の気持ちに正直でなかったら、他人の正直な気持ちを大切にすることはできません。
他人に迷惑をかける自分を認めてこそ、他者の失敗に寛容でいられます。
自分自身が幸せであってこそ、他者に幸せを分け与えることができ、他者の幸せを喜ぶことが可能になります。
幸せになる方法はとてもシンプルです。
自分自身が満たされる生き方に何よりも忠実であること。
これだけです。
このセッションはあなたのそうした生き方を強力に後押しするものです。
・あるがままの自分を愛せるようになることで、あるがままの他者もまた尊重できるようになり、他者への期待や要求から来る不満や焦り、ストレスがなくなります。
・あるがままの自分を愛せるようになることで、自分に過大なプレッシャーを与えたり、自責の念を負わせたりすることがなくなり、自由でのびのびとした人生を送ることができるようになります。結果的に仕事もプライベートも充実します。
・あるがままの自分を愛せるようになることで、自分に無理を強いることがなくなり、「やらなければ」という義務感からではなく「やりたい」という自発的な気持ちから行動することができるようになります。創造性と直感が生きるようになり、仕事のパフォーマンスも向上します。
・支援者自らが自己受容の姿勢を持っていることは、クライアントにも無意識に伝わるため、これまで以上に支援の質が上がりやすくなります。
セッションの流れ(120分)
事前にご記入いただいたワークシートをもとに、クライアントの方が今どのような自分のために悩んでいるのか、自分はどうありたいのかについて丁寧にお話を伺います。
クライアントの方が自分自身に対して抱いているビリーフを一緒に特定します。
ビリーフを特定できれば、今度はビリーフに様々な角度から質問を投げかけ、ビリーフの真実性を検証していきます。ボクサーが対戦相手のガードの隙間をついてパンチを様々な角度から打ち込んでいくように、クライアントの方も気付いていない視点からの問いかけや、ビリーフの真実性を疑わざるを得ない証拠を一つひとつ発見していけば、いかに堅固なビリーフであっても必ず限界が来ます。セラピストとクライアントの方が協力して丁寧にビリーフに取り組んでいけば、やがて今まで気付かなかった真実があらわになり、同時にそれまで自分を縛り付けてきたビリーフは崩れ去ります。
セッションの感想をシェアしていただき、必要に応じてお一人でも取り組めるオリジナルのプログラムを設定します。日常のなかでも取り組めるオーダーメイドのプログラムを通じて、セッションでの気付きをより深めていただけるようご案内します。
時間 | 1回120分 |
回数 | 1回〜無制限 |
料金 | ¥33000/回 |